蛍火日記~しりトリプル大会レポート~

 

 

【はじめに】

初めましての方は初めまして、どうも蛍火です。

今回は、エリスさん(@psychicya)主催の「しりトリプル」大会に出てきたので大会の感想を書きました。大変面白いルールで、考察も多少したので是非読んでいってください。

*大会終了後、急いで書いてます。誤字脱字多いかもしれませんが温かい目で見てください。

 

【ルール】

本大会での軽いルール説明をします。詳しいルールを知りたい方は下記URLからみてください。

 

・構築はしりとりがつながるように組むこと

・特定のポケモンの並びが強すぎるため禁止された並びが存在すること

・パワーバランスのため、ガルーラ軸の構築を組む際は必ず「」で終了すること(他の構築は必須条件ではない)

 

【事前環境考察】

こういった特殊ルールは事前考察が重要だと思っているので、自分なりに考察をしました。以下、私が大会前に考えたことです。

 

・両方「ん」で終わるポケモンのためエルテラが存在しないこと

ニョロトノがしりとりにおいて扱いづらいことこの上ないので雨パは手動雨以外構築パワーがないこと

・晴れパはハリテヤマ/マリルリ/リザードンという強力な並びが存在するためトップメタであるということ

バンドリ(マンダ)を組むことができ、最低でもバンドリを軸とした構築が存在すること

・制限がついていてなお、ガルーラは強いこと

・トリル軸はどのメガシンカを選択してもまとまった構築が組みづらくフリー対戦と比べて構築パワーが落ちること

・強力なポケモンを組み合わせる上でスリーパーが便利すぎること。間違いなくKPは一番になる

 

 

【本構築に至った経緯】

環境考察より、雨パとエルテラが存在しないこと以外はフリー対戦の時とトップメタが変わらないと感じました。また、制限された大会でも上手く組んでギミック一発勝負の方が少なからずいると考えました。

なので、軸となるメガシンカ枠は、(しりとりでも対戦でも)汎用性が高く「猫だまし」を覚えるMガルーラを採用することに決定。

後は適当にしりとりで上手くつながり、単体性能が高いポケモンを採用しました。

 

【個体解説】

ゲッコウガ@こだわりスカーフ

特性:変幻自在

性格:臆病

努力値:148(4)-×-87(0)-155(252)-91(0)-191(252)

技構成:熱湯 悪の波動 冷凍ビーム 蜻蛉返り

 

素早さに命をかけたポケモントリプルバトルでは使ったことあるのが1、2回程度でどう扱えばいいか全くわからなかった。しかし、最速スカーフが砂下の準速ドリュウズを抜けることを発見し、感動したためこの型となった。使用感としては、他のスカーフポケモンに上からやられることが絶対にない点が、低耐久であるこのポケモンと大変マッチしていた。

技構成に関しては後述するポケモンのほとんどが物理型だったため特殊型採用。

岩雪崩やけたぐりを始めとして、欲しい技は物理に多かったがそこはご愛嬌ということで。

 

 

 

メガガルーラ@ガルーラナイト

特性:肝っ玉→親子愛

性格:陽気

努力値:181(4)-177(252)-120(0)-×-120(0)-167(252)

技構成:猫だまし 捨て身タックル グロウパンチ 不意打ち

 

最強のメガシンカポケモン。人生で初めてメガガルーラをつかったが、猫だましが削りとなったり、威嚇1回では全然とまらなかったりと最強たる由縁を知った。努力値はミラーも意識して陽気最速。初めてメガガルーラをつかう私に耐久調整等はできません。

元々、孵化厳選がめんどくさく妥協個体をつかおうとしていたが、それをみかねた「うどんさん」いや、「うどん様」がこちらの育成済み個体をくださった。今回の大会にでれたのは間違いなくうどん様のおかげだといえる。本当にありがとうございます。

 

 

 

ラグラージ@お盆の実

特性:激流

性格:控えめ

努力値:207(252)-×-110(0)-150(252)-110(0)-81(4)

技構成:熱湯 こご風 ワイドガード 吠える

 

S操作役兼S妨害役兼ワイドガード役という非常にブラックな会社に採用された悲しいポケモン。器用すぎるあまり、沢山の役割を任せてしまった。しかし、そこは三世代御三家最強ポケモンとして仕事をしっかり果たしてくれた。間違いなく本構築のMVP。

努力値は、場に居座り続ける時のために火力が欲しいのと他のポケモンが基本低耐久でクッションとなれるポケモンが欲しいと感じたため控えめHC振り

wikiではどうやら達人の帯がおすすめの持ち物らしいが、耐久を厚くしたかったためお盆の実を持たせた。

 

 

 

シャンデラ@きあいのタスキ

特性:もらい火

性格:臆病

努力値:136(4)-×-110(0)-197(252)-110(0)--145(252)

技構成:熱風 シャドボ 封印 守る

 

味方を巻き込まない一致範囲技を打てるポケモンがこのポケモンしかいなかったため、完全アタッカーとして採用。封印を入れてリザY軸にメタをはったつもりだったが、ハリテヤマのはたきおとすで弱点をつかれるため場に長く居座ることができずいまいちだった。

大会を通してかなり通りが悪く捨て気味に熱風をうつことが多いポケモンだったが、逆に捨て気味に熱風を打つことでドリュウズを突破したりと大活躍することもあった。

 

 

 

ランドロス@突撃チョッキ

特性:威嚇

性格:陽気

努力値:193(252)-197(252)-110(0)-×100(0)-123(4)

(HP実数値-3)

技構成:岩雪崩 馬鹿力 叩き落とす 蜻蛉返り

 

BOXに陽気個体しかいなかったので陽気採用。ラグラージの時と同様、クッションとしての役割が欲しかったので突撃チョッキを持たして受けだし性能を高めた。守る持ちポケモンシャンデラしか存在しないため、地震は不採用。

バンドリやリザYを始めとする構築に対してはこいつが存在するだけで相手に圧をかけることができ、終始優秀なポケモンだった。ただ、火炎放射一発で燃えたり急所によく当たったりなど自覚がない子であったのが大変惜しい。

 

 

 

ズルズキン@ヨプの実

特性:威嚇

性格:意地っ張り

努力値:172(252)-144(164)-137(12)-×-140(36)-84(44)

技構成:猫だまし けたぐり しねんの頭突き 挑発

 

初めてつかうポケモンだったため、努力値wiki参照。ガルーラ軸ミラーとなったときに大体ズルズキンもミラーするだろうということで、ヨプの実を持たせた。

しねんの頭突きは構築単位でハリテヤマが重すぎるため少しでもあらがえるように採用した。実際にしねんの頭突きをうつ機会があったが、焼け石に水みたいなダメージしか入らなかったので完全に技選択を間違えたと思う。

場に居座ることが多かったがその分腐ることが多く扱いがとても難しかった。

 

 

【対戦感想】

一回戦目:ピイロ・ユイさん

エモンガ/ガブリアス/スリーパー/バンギラス/ストライク/クレッフィ

初手にストライク バンギラス エモンガと選出された

そこでの、ストライクのファスガ読みズルズキンのけたぐりが見事にささりバンギを無償突破することができた。後はその流れで丁寧に詰めることができた。

 

二回戦目:ナギさん

ドクロッグ/クロバット/ドリュウズ/スリーパー/バンギラス/スイクン

ドクロッグのはたきおとす等も考慮するとシャンデラが全く刺さっていない状況。そのため、スイクン対面捨て気味にうった熱風がこちらの交代読み交代で出てきたドリュウズに熱風が当たり相手のメインアタッカーを無償突破することができた。

メインアタッカーを突破できたため勝ち。

 

三回戦目:トリオンさん

シャンデラ/ランドロス/スリーパー/ハリテヤマ/マリルリ/リザードン

事前環境考察通りの並び。来るとわかっていたとは言え、重いことこのうえない構築。

ランドロスが火炎放射で一発やけどを引き他のポケモンで無理にリザを削ってあげる必要がでた。そうしてリザに気がとられている間にスリーパーがトリックルームを張り、上から圧倒的火力でぼこぼこにされた。

 

四回戦目:エリスさん

エアームド/ドーミラー/ランドロス/スリーパー/ハガネール/ルクシオ

この構築を見た時、思わず声が出た。トリル軸は上手くまとめることができないと予想していたため、綺麗にまとまっているこの構築は本当に驚いた。

試合展開は、ガル・ズキンの猫とラグの吠えるが相手に刺さり盤面をかき回すことができて勝ち。

 

結果:三勝一敗で4位。トリオンさん戦で勝っていれば、この戦績でも1位だったかもしれないと考えるととても悔しい結果でした。構築は最強だったので使用者が弱すぎました。

【まとめ】

楽しかった!!本当にこの言葉につきます。制限付き大会は初めてでましたが、滅茶苦茶楽しかったです。こういう機会だからこそ今まで全くつかったことのないポケモンをつかうことができて新しい発見が沢山ありました。

主催のエリスさん開催して頂き本当にありがとうございます。そしてお疲れ様です。

対戦相手の皆様、選択に時間がかかる私と対戦ありがとうございます。

 

最後にうどん様、厳選をサボった私にお恵みいただきありがとうございます。

本当に本当にありがとうございます。